低FRP

FRP低(火災放射電力)とは?山火事の規模・見方を解説

最終更新: 2026年4月

FRP(Fire Radiative Power)が低い火災は、小規模な焼却や初期段階の山火事です。NASAの衛星データで検知される輝度と強度の意味を解説します。

目次
  1. 衛星検知の意味
  2. 人・環境への影響
  3. 過去の事例
  4. 取るべき行動

🛰 衛星検知の意味

NASAのVIIRS衛星(375m分解能)で検知される最小クラスの熱源。信頼度が低い場合は誤検知の可能性もある。

FRPが低くても、乾燥した気象条件や強風下では急速に拡大する可能性があります。発見した場合は近隣の状況を確認し、煙が増大する場合は119番に通報してください。

FRP(Fire Radiative Power)とは:衛星から観測した火災の放射エネルギー量(MW単位)。数値が高いほど燃焼規模が大きく、より多くの熱を放出していることを示します。

👤 人・環境への影響

小規模な焼却作業・農業廃棄物の焼却・初期段階の山火事。煙は局所的で延焼リスクは低い。

📋 過去の事例

日本では春先(3〜5月)と秋(10〜11月)に農業廃棄物の焼却による検知が増加します。これらのほとんどは管理された焼却であり、山火事ではありません。

✅ 取るべき行動

一般的に特別な行動は不要です。ただし、強風の日や乾燥注意報発令中は焼却作業を中止し、異常を感じた場合は消防署(119番)に連絡してください。

共通の注意事項:山火事を発見したら、まず距離を置いて安全を確保し、119番(消防)または110番(警察)に通報してください。自力での消火は危険です。

📊 FRP区分の目安

FRP(MW)規模感主な火災タイプ
0〜10微小農業焼却・小さな草地火災
10〜50小〜中規模山林火災・延焼中の草地
50〜200大規模活発な山林火災・広域延焼
200以上超大規模数百〜数千haの大規模火災

※FRP値はあくまで目安です。地形・燃料量・気象条件によって実際の危険度は変わります。