📖 山火事・火災の基礎知識
衛星データの読み方から延焼メカニズムまで、cocokaji が提供するデータを正しく理解するための基礎知識です。
輝度温度(Brightness Temperature)とは
NASAのVIIRS衛星センサーが計測する「輝度温度」は、地表面から放射される熱赤外線をケルビン(K)単位で表したものです。通常の地表温度は300K前後ですが、火災箇所では330〜400K以上に跳ね上がります。
| 輝度温度 | 目安 |
|---|---|
| 300〜310 K | 通常地表・農地(誤検知の可能性あり) |
| 310〜330 K | 小規模な熱源・工場排熱など |
| 330〜350 K | 中規模火災・山火事の可能性 |
| 350 K 以上 | 大規模火災・高い信頼度 |
信頼度(Confidence)について
FIRMS の信頼度は「high(高)」「nominal(中)」「low(低)」の3段階で表されます。信頼度が低い場合は、工場排熱・反射光などの誤検知である可能性があります。cocokaji では信頼度を色別に表示しています。
山火事が起きやすい時期・場所
日本では春(3〜5月)と秋(10〜11月)に山火事が多発します。湿度が低く強風が吹く日は特に危険です。また、針葉樹林(杉・ヒノキ)は落ち葉が燃えやすく延焼しやすい傾向があります。
NASAの衛星(VIIRS)について
cocokaji が使用する VIIRS(可視赤外撮像放射計)は NASA/NOAA の Suomi-NPP 衛星・NOAA-20 衛星に搭載されており、375m 分解能で地球全体を1日2回観測します。衛星観測から約3時間以内にデータが公開されます。