梅雨や台風の季節は、浸水・雨漏りによる漏電が原因の火災が増えます。漏電は感電だけでなく火災にもつながり、しかも気づきにくいのが怖いところ。漏電の原因と前兆、漏電遮断器(漏電ブレーカー)の役割、水につかった家電の危険、浸水後の復電の注意をまとめました。
cocokajiはNASAの衛星データで日本全国の大規模火災・山火事をリアルタイム表示します。煙やにおいが気になるときは、まず地図で広域の検知状況をチェックしてください。
ライブ火災マップを開く →漏電とは、配線や家電の絶縁が劣化・損傷し、本来の経路以外に電流が漏れ出す現象です。漏れた電流が金属や湿った木材を流れると発熱し、長時間続くと出火に至ります。これが漏電火災です。
漏電は感電事故の原因にもなり、特に水まわりや浸水時は危険が高まります。多くは目に見えず、ブレーカーが頻繁に落ちる・電気代が不自然に増えるといった形で表れます。
| 原因 | 具体例 |
|---|---|
| 浸水・冠水 | 床上浸水でコンセント・配線・家電が水につかる |
| 雨漏り | 天井裏の配線に雨水がかかり絶縁が低下 |
| 結露・湿気 | 梅雨時の湿気でコンセント内部や端子が湿る |
| 配線・コードの劣化 | 被覆のひび割れ・ネズミのかじりで芯線が露出 |
| たこ足・古い配線 | 容量超過や老朽化した屋内配線の絶縁不良 |
| 水まわりの家電 | 洗濯機・エアコンドレン・屋外コンセントへの水侵入 |
分電盤にある漏電遮断器(漏電ブレーカー)は、漏れた電流を検知して瞬時に電気を遮断し、感電や火災を防ぐ装置です。多くの住宅に設置されていますが、正常に働くか定期確認が必要です。
台風・豪雨で浸水した後は、漏電火災と感電の危険が最も高まります。あわてて電気をつけないことが重要です。
浸水したら、安全を確認してまずブレーカーを落とします。濡れた手・足元が水浸しのときは触らない。
水につかった家電・コンセントは、乾いて見えても通電しない。電源を入れない。
建物・配線が十分乾くまで待ち、電気工事店や電力会社の安全確認を受けます。
安全が確認できてからブレーカーを入れます。少しでも異常があれば通電しない。
配線や家電の絶縁が劣化・損傷すると、本来流れない経路に電流が漏れます。漏れた電流が金属や湿った木材で発熱し、長時間続くと出火します。浸水・雨漏りで水が入ると絶縁が一気に低下します。
使えません。内部に水分や泥が残ると、乾いたように見えても漏電・ショート・発火の原因になります。電源を入れず、点検・修理を受けるまで使用しないでください。
すぐに入れないでください。水が残った状態で通電すると漏電火災や感電の危険があります。十分乾燥させ、電気工事店や電力会社の安全確認を受けてから復電してください。
感電・火災のリスクを大きく下げますが万能ではありません。軽微な漏電や一部の配線では検知しきれない場合があるため、前兆を感じたら点検を受けてください。
本サイトは衛星が検知する大規模火災・山火事を表示するため、室内の漏電火災は表示されません。家庭の火災・水害は消防や防災情報を優先してください。