住宅火災はどんな原因で起きているのか。たばこ・こんろ・電気機器・たこ足配線・トラッキングなど主な出火原因をランキング形式で整理し、家庭で今日からできる火災予防と住宅用火災警報器のチェックポイントをまとめました。
cocokajiはNASAの衛星データで日本全国の大規模火災・山火事をリアルタイム表示します。煙やにおいが気になるときは、まず地図で広域の検知状況をチェックしてください。
ライブ火災マップを開く →消防庁の統計では、住宅(建物)火災の主な出火原因は毎年ほぼ同じ顔ぶれが上位を占めます。順位は年によって入れ替わりますが、代表的な原因は次のとおりです。
| 順位の目安 | 主な出火原因 | 典型的なケース |
|---|---|---|
| 上位 | たばこ | 寝たばこ、吸い殻の不始末、ポイ捨て |
| 上位 | こんろ | 調理中の消し忘れ、天ぷら油の過熱、その場を離れる |
| 上位 | 電気機器・配線 | たこ足配線、コード断線、トラッキング |
| 上位 | ストーブ | 洗濯物の接触、可燃物が近い、給油中の引火 |
| 上位 | 放火・放火の疑い | 屋外の可燃物への着火 |
| 増加中 | リチウムイオン電池 | モバイルバッテリー等の発火(解説) |
寝たばこや、灰皿のないところでの喫煙、吸い殻の処理不足が原因。火種が布団やゴミに移って、時間が経ってから燃え上がる「無炎燃焼」が怖いところです。寝たばこは絶対にやめましょう。
調理中にその場を離れたすきに、天ぷら油が過熱して発火するケースが代表的。Siセンサー付きコンロでも油断は禁物です。調理中はその場を離れないのが基本です。
コンセントとプラグの隙間にたまったほこりが湿気を吸い、火花が走って発火するのがトラッキング火災。冷蔵庫・洗濯機・テレビ裏など、差しっぱなしの場所で起きやすいです。たこ足配線の過電流やコードの折れ・踏みつけによる断線も出火原因になります。
近くに干した洗濯物が落下して着火、可燃物を近づけすぎ、給油中の引火などが典型です。就寝時・外出時は必ず消火を。
モバイルバッテリーや加熱式たばこなどの発火が近年急増しています。詳しくはリチウムイオン電池火災の解説をご覧ください。
住宅火災は空気が乾燥し暖房を使う冬〜春(11〜4月ごろ)に増える傾向があります。一方で夏は別のリスクが高まります。
住宅用火災警報器は、火災の早期発見と逃げ遅れ防止に大きな効果があります。設置だけで安心せず、定期的な点検と交換が大切です。
「火事だ!」と家族・近隣に知らせ、逃げ遅れを防ぎます。
住所・燃えているもの・逃げ遅れの有無を落ち着いて伝えます。
炎が天井に届いたら消火はあきらめ、避難を最優先に。天ぷら油に水は厳禁です。
煙を吸わないよう口を覆い、姿勢を低くして避難。ドアは閉めて延焼を遅らせます。
年によって順位は変動しますが、たばこ・こんろ・電気機器(配線・コンセント)・ストーブ・放火が住宅火災の主な出火原因として上位を占めます。とくにたばこの不始末とこんろの消し忘れが代表的です。
コンセントとプラグの隙間にたまったほこりが湿気を吸い、火花が走って発火する現象です。差しっぱなしの家電や冷蔵庫・洗濯機の裏で起きやすく、定期的にプラグを抜いてほこりを拭き取ることで防げます。
交換の目安はおおむね10年です。電池切れや本体の劣化で作動しなくなることがあるため、定期的に作動確認を行い、古いものは本体ごと交換しましょう。
絶対にやめてください。水をかけると油が飛び散り、炎が一気に拡大します。可能なら火を止め、消火器やエアゾール式簡易消火具を使い、危険なら避難して119番通報します。
本サイトは衛星が検知する高輝度の熱源(山火事・大規模火災)を表示するため、一般的な住宅火災は表示されないことがほとんどです。地域の火災は自治体・消防の情報を優先してください。