NASA FIRMS(Fire Information for Resource Management System)は世界中の火災・山火事をリアルタイムで監視する衛星システムです。その仕組みと見方を解説します。
VIIRSセンサー(Visible Infrared Imaging Radiometer Suite)は375m分解能で地表の熱を検知。中赤外線と近赤外線のデータを組み合わせてホットスポットを特定します。
FIRMSのデータは発火後3〜12時間で公開されます。NRTデータ(Near Real-Time)は最短3時間での提供が可能です。ただし雲や煙で覆われている場合は検知できないことがあります。
衛星データは直接人の目には見えない夜間や雲の合間の火災も検知できます。
2024年の能登半島地震後、土地の変状とともに発生した小規模火災もFIRMSで記録されました。また2022年のオーストラリア大火では、FIRMSのデータが延焼範囲の推定に活用されました。
cocokaji(このサイト)では、FIRMSのAPIを利用して日本全国の火災ホットスポットをリアルタイムで地図表示しています。都道府県別・市区町村別のページで地域の状況を確認できます。
| FRP(MW) | 規模感 | 主な火災タイプ |
|---|---|---|
| 0〜10 | 微小 | 農業焼却・小さな草地火災 |
| 10〜50 | 小〜中規模 | 山林火災・延焼中の草地 |
| 50〜200 | 大規模 | 活発な山林火災・広域延焼 |
| 200以上 | 超大規模 | 数百〜数千haの大規模火災 |
※FRP値はあくまで目安です。地形・燃料量・気象条件によって実際の危険度は変わります。