日差しが強くなる夏は、ペットボトルや鏡、虫眼鏡が太陽光を集めて出火する「収れん火災(しゅうれんかさい)」が増えます。誰もいない留守中でも起きるのが怖いところ。仕組みと原因になりやすい物、起きやすい場所、そして今日からできる対策をまとめました。
cocokajiはNASAの衛星データで日本全国の大規模火災・山火事をリアルタイム表示します。煙やにおいが気になるときは、まず地図で広域の検知状況をチェックしてください。
ライブ火災マップを開く →収れん火災とは、透明な容器や鏡・レンズが太陽光を一点に集め、その熱で近くの可燃物が発火する火災です。「収れん」とは光が一点に集まることを指し、虫眼鏡で黒い紙を焦がす実験と同じ原理が、家の中や車内で起きてしまいます。
集まった光のエネルギーは想像以上に高温になり、カーテン・紙・布・木材を焦がし、やがて炎を上げます。火の気がまったくない部屋でも発生するため、原因不明の火災として扱われることも少なくありません。
| 物 | なぜ危険か |
|---|---|
| 水入りペットボトル | 水が凸レンズの役割をして光を集める |
| 鏡・手鏡・化粧鏡 | 反射光が一点に集まり可燃物を焦がす |
| 虫眼鏡・ルーペ | レンズが直接光を集める典型例 |
| メガネ・老眼鏡 | 窓辺に置いたレンズが発火源になる |
| ガラス玉・クリスタル置物 | 球状ガラスが全方向の光を集光する |
| ステンレスボウル・凹面鏡 | へこんだ金属面が光を一点に反射する |
| 透明な吸盤・装飾品 | 窓に付けた吸盤がレンズになることがある |
特に留守中に発生すると発見が遅れ、被害が拡大します。外出が多い家庭や、日中に人がいない部屋ほど注意してください。
夏の車内は高温になりやすく、ダッシュボードに置いた水入りペットボトル・メガネ・芳香剤・吸盤スタンドなどが太陽光を集めてシートやマットを焦がすことがあります。車内発火・車両火災の一因にもなります。
ペットボトル・鏡・虫眼鏡・凹面の金属などが太陽光をレンズのように一点へ集め、その熱で可燃物が発火する火災です。留守中や日中に起きやすく、原因が分かりにくいのが特徴です。
なります。水入りペットボトルは凸レンズと同じ働きをし、窓辺に置くとカーテンや紙を焦がすことがあります。窓際に放置しないでください。
水入りペットボトル・鏡・ガラス玉・メガネなどを直射日光の当たる窓辺や車内に置かないことが基本です。カーテンやブラインドで日差しを遮りましょう。
強い直射日光がない曇天では起きにくいですが、雲が切れて日が差した瞬間に集光することがあります。季節を問わず窓辺の発火物は避けるのが安全です。
本サイトは衛星が検知する大規模火災・山火事を表示するため、室内の小さな収れん火災は表示されません。家庭の火災は消防・防災情報を優先してください。