揚げ物中の天ぷら油への引火は、住宅火災の中でも被害が大きくなりやすい出火原因のひとつです。「水をかけてはいけない理由」「火が出たときの正しい消し方」「消火器・濡れタオルの使い方」「予防のコツ」を、いざというときに迷わないようにまとめました。
cocokajiはNASAの衛星データで日本全国の大規模火災・山火事をリアルタイム表示します。煙やにおいが気になるときは、まず地図で広域の検知状況をチェックしてください。
ライブ火災マップを開く →燃えている天ぷら油の温度は300℃を超えています。そこへ水をかけると、水は一瞬で体積が約1700倍の水蒸気に膨張し、燃えた油を周囲へ激しく吹き飛ばします。これにより火柱が天井まで一気に上がり、火災の急拡大と大やけどを招きます。
元栓・コンロのスイッチを切り、加熱を止めます。これだけで状況が悪化しにくくなります。
住宅用消火器を3〜5mほど離れた位置から、炎の手前へ向けて噴射します。最も確実な方法です。
水で濡らして固く絞った大きめのバスタオル・シーツを、手前から奥へ鍋全体にかぶせ、空気を遮断します(ポタポタ垂れない程度に絞るのがコツ)。
覆ったタオルはすぐにはがさず、油が十分に冷めるまで待ちます。早くはがすと再び発火します。
炎が天井に届く、煙が増える、消せそうにないと感じたら、無理をせず逃げて通報します。
| 道具 | 使い方・ポイント |
|---|---|
| 住宅用消火器 | 最も確実。キッチン近くに常備を。使用期限(おおむね5年)を確認。 |
| エアゾール式簡易消火具(消火スプレー) | 天ぷら油火災対応の表示があるものを選ぶ。コンロ脇に置けて初期消火に有効。 |
| 濡らした大判タオル・シーツ | 固く絞って鍋全体を覆い空気を遮断。手前からかぶせる。 |
| 鍋のフタ・濡れた厚手の布 | 小さな炎なら被せて窒息消火。やけどに注意。 |
| マヨネーズ・大量の野菜 | 俗説。確実性がなく危険なので推奨しません。 |
天ぷら油は、火種がなくてもおよそ360〜370℃で自然発火するとされています。加熱しすぎると、発火の前に次のようなサインが出ます。
高温の油に水をかけると、水が一瞬で水蒸気になって膨張し、燃えた油を周囲に激しく飛び散らせます。火柱が上がり火災が一気に拡大して大やけどの原因になるため、絶対にやってはいけません。
まずコンロの火(ガス)を止めます。火が小さければ消火器、または水で濡らして固く絞ったバスタオルを手前から鍋全体にかぶせて空気を遮断します。危険を感じたら無理せず避難し119番通報してください。
おおむね360〜370℃前後で、火種がなくても自然発火するとされています。約200℃を超えると白い煙が出はじめ、その後一気に発火します。火にかけたまま離れないことが最大の予防です。
水で濡らして「ポタポタ垂れない程度」に固く絞り、手前から奥へ鍋全体にかぶせて空気を断ちます。火が消えても油が冷めるまではがさないでください。早くはがすと再発火します。
本サイトは衛星が検知する高輝度の熱源(山火事・大規模火災)を表示するため、室内の調理火災は表示されません。家庭の火災は消防・自治体の情報を優先してください。