🛰 NASA衛星データ連携 | ⛰ 都道府県16・市10 | 最終更新 2026年9月6日
いま日本のどこで山が燃えているのかを、NASAの観測衛星が捉えた熱源データで表示しています。山火事(林野火災)は数時間から数日にわたって燃え続けるため、短時間で終わる建物火災とちがい衛星からはっきり見えます。このページでは全国の状況に加えて、地図の読み方、野焼きとの見分け方、都道府県別のページをまとめています。
県全域の衛星地図と、その県で山火事情報を追うときの情報源をまとめたページに移動できます。
ここに無い地域は、全国ライブ地図で拡大すればどこでも確認できます。
このページ上部の地図には、NASAの観測衛星(VIIRS/MODIS)が検知した熱源が表示されます。山火事は建物火災とちがって長時間・広範囲に燃え続けるため、林野火災は衛星からいちばん確実に捉えられる火災です。日本周辺に赤やオレンジの印が出ていれば、その座標付近で強い熱が観測されています。
注意したいのは更新のタイミングです。衛星は1日に数回しか上空を通りません。そのため表示されているのは数十分〜数時間前の状況です、地図に何も出ていなくても「今この瞬間、燃えていない」とは限りません。発生直後の山火事や、雲・煙に覆われて地表が見えない場合は検知が遅れます。
日本の地図に熱源が出ていても、その多くは山火事ではなく野焼き(枯草焼き)や農地の火入れです。春先と秋には全国で毎日のように検知されます。次の点を見れば、ある程度は区別できます。
| 見るポイント | 山火事の可能性が高い | 野焼き・火入れの可能性が高い |
|---|---|---|
| 検知が続く時間 | 数時間〜数日にわたり同じ場所で検知が続く | 半日以内に消える。翌日は検知なし |
| 検知点の広がり | 風下方向に列や面で広がっていく | 1〜数点にとどまり広がらない |
| FRP(火災放射電力) | 数十〜数百MWに達することがある | 多くは10MW未満 |
| 起きやすい時期 | 空気が乾く冬〜春、強風・フェーン現象の日 | 春・秋の農作業期。晴れて風の弱い午前中 |
| 場所 | 山林・斜面・尾根筋 | 田畑・河川敷・農地のふち |
いちばん分かりやすいのは「翌日も同じ場所で検知が続くか」です。野焼きは日中に始まって夕方までに終わりますが、山火事は夜間も検知が続き、翌日以降も同じ山域で点が増えていきます。
同じように火がついても、大きな山火事になるかどうかは気象条件で決まります。次の3つが重なった日は、消防が到着しても短時間で数十ヘクタールに広がることがあります。
| 条件 | なぜ危険か |
|---|---|
| 実効湿度が低い(乾燥注意報) | 落葉や枯草の水分が抜け、火がつきやすく燃え続けやすくなる |
| 風が強い・フェーン現象 | 火の粉が風下へ飛び、離れた場所で新たな火災(飛び火)が発生する |
| 斜面・尾根筋 | 炎が斜面を駆け上がり、平地の数倍の速さで燃え広がる |
出火原因のほとんどが人の火の扱いであることも見逃せません。林野火災の出火原因はたき火・火入れ・たばこ・火遊びが上位で、自然発火はごくわずかです。
衛星地図で位置の見当がついたら、次は公式情報で裏を取ります。林野火災は建物火災より情報が出るのが遅く、第一報より先に「山から煙が上がっている」という目撃投稿が回ることも珍しくありません。
| 情報源 | 出てくるまでの目安 | わかる内容 |
|---|---|---|
| 衛星の熱源検知(このサイト) | 衛星の通過時(1日数回) | 燃えている位置とFRP(規模の目安) |
| 消防の災害・出動情報 | 出動直後〜十数分 | 災害種別(林野火災)と発生場所 |
| X(旧Twitter)の目撃投稿 | 発生直後〜 | 煙の見え方・ヘリの飛来(未確認情報) |
| 報道の第一報 | 30分〜数時間 | 発生場所・避難の呼びかけの有無 |
| 自治体の防災情報・避難情報 | 避難が必要になった時点 | 避難指示の対象地区・避難所 |
| 報道の詳報 | 当日夕方〜翌朝 | 焼損面積・鎮圧/鎮火・出火原因 |
Q. 日本で今、山火事は起きていますか?
このページの地図にNASA衛星(VIIRS/MODIS)が検知した熱源が全国分表示されます。赤い印があればその付近で強い熱が観測されています。衛星の通過は1日数回のため、表示されているのは数十分〜数時間前の状況です。
Q. 地図の赤い点はすべて山火事ですか?
いいえ。春や秋は野焼き(枯草焼き)や農地の火入れが大量に検知されます。翌日も同じ場所で検知が続く、風下に点が広がる、FRPが50MWを超える場合は山火事の可能性が高くなります。
Q. 日本の山火事マップはどこで見られますか?
このページ上部の地図が日本全国の山火事リアルタイムマップです。NASA衛星(FIRMS)が検知した熱源を全国分プロットしており、都道府県別ページや全国ライブ地図でさらに拡大して確認できます。無料で会員登録も不要です。
Q. 今日、日本のどこかで山火事は起きていますか?
地図に赤・オレンジの印が出ていれば、その座標付近で直近の熱が観測されています。ただし春秋は野焼きが大量に混ざります。同じ場所で検知が翌日も続く、風下に点が広がる、FRPが50MWを超える場合は山火事の可能性が高いと判断してください。
Q. 山火事のリアルタイムマップはどこまで正確ですか?
位置の誤差は数百メートル程度で、燃えている「範囲」ではなく「熱を検知した区画」が表示されます。また雲や濃い煙に覆われていると地表を検知できず、実際より少なく表示されることがあります。
Q. FRPという数字は何ですか?
火災放射電力(Fire Radiative Power)の略で、燃焼の激しさを表す指標です。単位はMW。10MW未満は野焼きなど小規模な熱源、50MW以上は大きく燃えている目安になります。
Q. 2026年に日本で起きた山火事を一覧で見たいです。
年別のまとめページに、2026年に発生した主な山火事を発生地・焼損面積つきで記録しています。過去の年のまとめもあわせて公開しています。
Q. 山火事の煙で外に出ないほうがいいですか?
風下でにおいや白いもやを感じる場合は、窓を閉めて屋外での運動を控えてください。ぜんそくや心肺に持病のある方、高齢者、子どもは煙の影響を受けやすいとされています。