林野火災の年間発生件数・焼損面積・損害額を令和2〜6年の5年分で一覧にしました。5年平均は年約1,200件弱・約750ha。月別の傾向、件数が減っても大規模化している点を消防庁・林野庁データで解説します。
消防庁統計に基づく林野庁の公表値です。林野火災(山火事)は5年平均で年間約1,200件弱、焼損面積は約750haです。
| 年 | 出火件数(件) | 焼損面積(ha) | 損害額(百万円) | 1件あたり焼損面積(ha)※ |
|---|---|---|---|---|
| 令和2年(2020) | 1,239 | 449 | 201 | 0.36 |
| 令和3年(2021) | 1,227 | 789 | 176 | 0.64 |
| 令和4年(2022) | 1,239 | 605 | 345 | 0.49 |
| 令和5年(2023) | 1,299 | 844 | 125 | 0.65 |
| 令和6年(2024) | 831 | 1,073 | 737 | 1.29 |
| 5年平均 | 1,167 | 752 | 317 | 0.64 |
出典:林野庁「日本では山火事はどの位発生しているの?」(消防庁統計に基づく)。※は出火件数と焼損面積から当サイトが計算した参考値。
林野火災の件数は長期的には減っています。日本防火・危機管理促進協会によると、昭和49年(1974年)は8,351件で、昭和21年以降で最多でした。令和5年は1,299件です。
一方、令和6年は出火件数が831件(前年比468件減)と大きく減ったのに対し、焼損面積は1,073ha(同230ha増)でした。件数が減っても、1件あたりの焼損面積は約1.29haと5年間で最大です。さらに令和7年(2025年)には大船渡市で約3,370haが焼ける大規模火災が発生しました(大規模山火事ランキング)。
令和6年の死者数は8人(前年と同数)、損害額は約7億3,653万円(前年比約6億1,134万円増)でした。
出典:総務省消防庁「令和7年版 消防白書」、日本防火・危機管理促進協会「火災の基礎知識」
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林野火災は降水量が少なく空気が乾燥し、強風が吹く時期に多くなります。消防白書では、令和5年は3月が最多で4月・2月が続き、令和6年は4月が最多で1月・5月が続いたとしています。
令和2〜6年の5年平均で年約1,167件(約1,200件弱)です。令和6年は831件でした。
5年平均で焼損面積は約752haです。令和6年は1,073haでした。
出火件数は昭和49年の8,351件をピークに長期的には減少しています。ただし1件あたりの焼損面積は近年大きくなっており、2025年には過去60年で最大の火災が起きました。
消防白書によれば、令和5年は3月、令和6年は4月が最多です。冬〜春の乾燥・強風期に集中します。
消防庁の確定統計は例年翌年以降に公表されるため、2026年分の確定値はまだありません。公表され次第、本ページを更新します。